ゆーくん
キングコング西野亮廣が運営する会員制コミュニケーションサロン
「西野亮廣(にしのあきひろ)エンタメ研究所」
エンタメやビジネスに関する様々な情報が発信されている中で
「商品、サービスの届け方」「広告戦略」に関する記事 をまとめました。
クリエイター、経営者、サロンに興味を持たれている方は必見の内容です。
ゆーくん
- 西野亮廣エンタメ研究所の入会を検討している方
- 自分の作品を多くの人に届けたいと願うクリエイター
- 広告宣伝に携わるお仕事の方
- 独自の視点でビジネスを学びたい方
- キングコング西野亮廣さんがお好きな方
- 既にサロン会員で過去の投稿まとめが欲しかった方
もくじ
宿泊施設のデザイン
西野亮廣オンラインサロン9月16日記事より
『湯櫻』の隣に、館内に飛行機が展示されている『世界絵本図書館』を作って、その飛行機の中を「休憩施設」にする。
その際、飛行機の座席を全て「ビジネスクラス(=リクライニングソファー)」にしてしまう。「ホテル」ではなく「飛行機」とすることで、『リクライニングソファー』の比較対象が『ベッド』ではなく、『エコノミークラスの椅子』になり、グレードが上がっているので、満足度が上がる。「休憩施設」としてリクライニングソファーを設置してしまうと満足度が下がりますが、「飛行機」としてリクライニングソファーを設置すると満足度が上がる…という話です。「金持ちの飛行機体験を体験できる場所」にしてしまうわけですね。こうなってくると、機内は『個室』にしてはダメで、『個室』なんかを作ってしまうと『ホテル』に寄ってしまって満足度が下がるので、あくまで『飛行機』としてデザインした方が良いでしょう。つまり、今回購入した飛行機は座席を「エコノミークラス」から「ビジネスクラス」に取っ替えるだけで、大幅な内装工事をしなくていいわけですね。内装工事をしない方が満足度が上がるわけですね。今回のお話は、「『リクライニングソファー』にいかに価値を付けるか?」という話です。『リクライニングソファー』を使用する理由を、「ホテルが作れなかったから」じゃなくて、「飛行機だから」にすることで、『リクライニングソファー』に価値を生んだわけですね。このアイデアによって、「川西を絵本で盛り上げる」「飛行機の面白い使い方」「宿泊施設問題」などなど、様々な点と点が一本に繋がりました。まさか、宿泊施設問題を解決してくれるのが『飛行機』だったとは、自分でもビックリです。~9月16日投稿記事より~
ゆーくん
- 西野さんの地元である川西市を盛り上げる為に観光名所や宿泊施設を作りたい
- しかし、土地には「この目的で使う事」と決められたルールがあり、西野さんの希望する地域に宿泊施設を作る事が出来ない
- 「宿泊」はアウトだが「休憩」施設は問題なし。だけどホテルを求めている人に漫画喫茶のような休憩所をそのまま提供すると満足度下がっちゃう
- そこで以前購入した飛行機の機体を改造し、機内を休憩スペースにしちゃう
- これで比較対象はホテルではなくなり、満足度が下がりにくい設計に、更に土地ルールの問題もクリア
- 更に付近に飛行機の博物館を作れば周辺を巻き込んエンタメを創出できる
まーちゃん
まちがえた時の対処法
西野亮廣オンラインサロン9月17日記事より
昨日、とてもとても大きな決断をしました。
僕一人のことではないので、まだ詳しくはお話しできませんが(※お話しする時は、どこよりも先に、サロンメンバーの皆様にお話しします)、その“大きな決断”というのは、「アクセルを踏む」という類いのものではなく、どちらかというと「急ハンドルを切る」といった類いのものです。「ごめん!間違ってた!やっぱり、コッチじゃなくて、アッチだ!」という。この瞬間、たくさんの時間と、たぶん1億円ぐらいがブッ飛びました。過去、これだけ派手な急ハンドルをきったのは、僕が記憶しているかぎりだと、絵本『えんとつ町のプペル』を作っていた時。もともと「えんとつ町」は“ヨーロッパ風の街並み”で制作を進めていたのですが、制作途中に「ジャパニーズハロウィン」が文化として盛り上がり、根付き、くわえて「ジャパニーズハロウィン」のアイコン(※クリスマスでいうところの『サンタクロース』)がガラ空きという状況。これを受けて、「『えんとつ町』のデザインを和風にして、『えんとつ町のプペル』でジャパニーズハロウィンのアイコンを狙った方が良くね?」と思い、急遽、制作をストップさせて、「もう一度、ゼロから街を作り直しましょう!」とスタッフさんにお伝えしました。おかげで、それまで費やした時間やお金はパァーです。時間やお金の問題もありますが、そんなことよりも、クリエイターにとっては作品に費やした「思い入れ」の問題の方が大きくて、それを白紙にするというのですから、当然、イイ気はしなかったでしょう。それでも、数年先、数十年先を見た時に、やっぱり『えんとつ町のプペル』は、毎年必ずやってくる「ジャパニーズハロウィン」のアイコンを押さえておいた方がいい(※その方がクリエイターさんにとってもプラスになる)と思ったので、方々に平謝り。生産ラインを止めてもらいました。~9月17日投稿記事より~
ゆーくん
まーちゃん
ハッシュタグを持つ
西野亮廣オンラインサロン9月12日記事より
物語は、『株式会社ニシノコンサル』(AbemaTV)の収録で、大阪駅直結の巨大商業施設『LUCUA』さんの相談に乗らせてもらったところから始まります。LUCUAさんの一日の入館客数は20万人。国内最大級の超大型商業施設です。
とても悩み事なんてないように見えるのですが、どっこい、「今は調子が良くても、お買い物をするだけなら、Amazonでいいし……5年後、どうなることやら…」という切実なお悩みがありました。それと同時に、「来年の春に何か面白いイベントがしたい」というザックリとしたお悩みも。一つ目のお悩みは今後あらゆるサービス業が直面することになる本当にクリティカルな問題で、このサロンでもよく言っていますが、『役に立つ』の競争は「No.1」しか生き残らないので(「二番目に便利なショッピングモール」とか要らない)、たしかに、Amazonを相手どった時に分が悪そうです。「多少不便でも、LUCUAで買いたい。LUCUAにお金を落としたい」という『ファン』を作らないと、ここから先の時代は、なかなか厳しそうです。来春に仕掛けたいイベントは、そのファン作りの為でもあるわけですね。「商業施設のファンを作る」というそこそこ難しい問題を解かなければならないのですが、まずは、ファンを作る上で『やってはいけないコト』と『やらなくちゃいけないコト』を整理してみたいと思います。『やってはいけないコト』①品揃えの豊富さ(便利さ)を売りにする。②「役に立つ」を求める。『やらなくちゃいけないコト』①キャラクター(方向性)を明確にする。②「意味がある」を求める。…といったところでしょうか。「キャラクターを明確にする」というのは、明石ガクトさんの言葉を借りるなら「ハッシュタグを持つ」ということで、西野亮廣でいえば『#革命』『#挑戦する人の味方』で、幻冬舎の箕輪さんでいえば、『#編集者』『#若者の味方』です。ここを明確にしないと、応援の仕方が分からないし、共感も生まれないので、ファンが生まれません。したがって、LUCUAさんがどんな施設で、何を背負い、誰を応援するのか?を明確する必要があると思いました。~9月2日投稿記事より~
ゆーくん
まーちゃん
西野亮廣関連書籍
『動画2.0』の著者がおくる、これからの動画制作におけるニューノーマルをまとめた決定版。まさに今、コロナショックで「映像の世紀」として括られていた時代が終わり「動画の世紀」の幕開けを迎えた。規模の時代、そして機能の時代を経て、市場で勝つための原則は「共感」を集めることになった。共感を生み出すストーリーの秘密や、それを生み出すコンテンツスタジオ・ワンメディア独自のメソッド「3C」、動画プロデューサーの仕事徹底解説などを収録
今回はサロン記事内に登場した明石ガクトさんの一冊をご紹介。
市場で勝つための原則「共感」の部分は非常に面白いです。
西野亮廣エンタメ研究所から学ぶ商品の届け方【2019年9月公開分】まとめ
というわけで今回は
- 問題を解決するだけではダメ。解決もするし決してクオリティも満足度も下げない、そんな案を考える。
- 人間ミスはある。その際にどれだけ潔く謝罪し、撤退できるか。
- 応援されたければ分かりやすいハッシュタグで応援する方法を明確にしろ
このような内容についてお届けしました。
このクオリティの記事を毎日投稿しているって凄まじいですよね。
今回の記事で最新の投稿が気になった方は是非「西野亮廣エンタメ研究所」の入会ページをご確認下さい。
1日30円程度で高品質な記事が読める。
他にも様々な特典がありますが、これだけでも入る価値はありますよ!
それではまた!